EU加盟で何が変わったか

ルーマニアが1月1日にEUに加盟しました。オメデトー。
え?何?私が今いるこの国って、EU加盟国なわけ?まじで?すげー。
EU加盟がいいことなのかどうか、・・・まあいろいろ言いたいことはあるけど、結局はルーマニアが2013年までにどれだけ血眼になって、EUから金を貰うためにがんばって体裁をつくろえるかに国の発展がかかっているので、アルカイックスマイルで見守りたいと思います。がんばって、EUの金持ち国から集めた金をもらうのだ。最小限の努力で。そんで困ったことがあったら、ラテンのお友達フランスに擦り寄るんだ。

で、年越しの夜はブカレストの大学広場で華麗にEU加盟式典なぞやっておりました。
BBCニュースとかでも、広場にあつまった市民が、EUの旗を振って「キエー!」とか喜びの雄叫びをあげている様子が放送されてました。

で、私もルーマニア在住のブロガーとして、その熱狂の様子を皆様にお伝えするために、大学広場に行って・・・


行ってねえ。


すいません、トルコのイスタンブールで年越ししていました。ケバプうまいねえ。
まあ、「1月1日からEU加盟!」とか騒いでも、その日を境に劇的にルーマニアの何かが変化するわけでもないし、別に式典ならTVでも見れるしね。EUに加盟した次の日からすぐ違う国みたいに変わるわけでもないでしょ。相変わらずユルい国でしょ、ルーマニア。
・・・とまあ、なめきってトルコで新年を迎えて、数日振りにルーマニアに戻ってきたのですが、変わってました。何がって、パスポートに押した入国スタンプが。
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えええ、何これ。私が何年も慣れ親しんだピンク色の出入国スタンプが、スッキリ黒いEU加盟国仕様になちゃってるではないですか。
例)以下、フランスとオランダの出国スタンプ
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EU加盟国になるとこういう味気ない画一的なスタンプになっちゃうんですね。
なんだか、田舎で子供の頃から一緒に過ごしてきた幼馴染の女の子が、東京の大学に行ってしまって、都会のファッション雑誌に載っているような垢抜けた格好をして帰省してきて、声をかけにくい・・・でも僕はほんとうは、昔の赤いほっぺの君が好きだった・・・そんな甘酸っぱいキモチですよ。わかるか。

でもTVを見たらバセスク大統領がシビウの式典で、自分の着ていたコートをぶりんぶりん振り回して群集に投げるという「俺って庶民派?俺っておちゃめ?」系のパフォーマンスを相変わらずやっていたので、なんだかなごみました。まあがんばれ。
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# by heedoosama | 2007-01-03 05:40 | ルーマニアのニュース  

我が家の駄犬、レックス

Kommissar Rexというオーストリアのテレビドラマをご存知でしょうか。
ドラマのタイトルにもなっているレックスという警察犬が大活躍する刑事ドラマです。レックス君は、キリっとしたジャーマンシェパードで、難事件を解決してくれるのです。ルーマニアでも大人気になったドラマです。
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で、このドラマのおかげでルーマニアの多くの犬に「レックス」という名前がつけられることになりました。ただし、それらの犬がドラマのレックスのようにキリっとしているかというと、そうでもないです。
以前、トランシルヴァニアのハンガリー人村に行ったとき、泊まった民宿の犬も「レックス」くんでした。
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・・・まあ、ジャーマンシェパードの血はクォーターぐらいは入っているのでしょうか。色だけがシェパードの面影を残しています。おもくそ耳を上に引っ張ったらちょっとだけドラマのレックスに似てるかも。

そして・・・何をかくそう、うちのだんなの実家の犬もレックス君です。じゃ~ん。
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ジス・イズ・ザ・雑種犬。ドラマのレックスの100分の1もキリっとしていない駄犬様です。お手もお座りもできないし、植えた野菜は踏み荒らすし。
でも可愛いから全てを許す。
このレックスくん、お手もお座りも、食事への「待て」も何もできませんが、それにはわけがあります。

だんなの両親は、老後に備えて田舎の家をある人から買いました。両親が家を買ったあと、そこに行ったらぼろ雑巾のようになったやせ細った犬が庭にいたそうです。それが、レックスでした。
レックスの前の飼い主は、家を売ることを決めてから、街に引越してしまい、レックスは連れて行きませんでした。街ではマンションに住むから、もう番犬は必要なかったのです。その家の買い手が決まるまでの間、ひと冬の間、レックスは庭に放置されていました。数ヶ月もの間、レックスは隣の家の人がたまに垣根越しに投げてくれるパンを食べて生き延びました。
だんなの両親がレックスを見つけたときは骨と皮のようになっていたそうです。

今はだんなの両親からエサをもらうようになって2年ぐらい。余分な肉もついています。しかし、飢餓の記憶が忘れられないようで、すんごいでっかい皿に山盛りのエサをもらっても、あせって一瞬で食べつくしてしまいます。「食べる」というよりは「吸い尽くす」という言い方が正しいかのようなスピード。「全国早食いコンテスト 犬部門」があれば、ぶっちぎりで優勝です。

レックスのごはんは、だんなの両親が作りますが、主に「ホネとか肉のかけらを米と煮たもの」です。一瞬で飲みつくすように食べます。ドッグフードとかそういう高級なものは知りません。
私もレックスのごはんと同じものを作って、ときどき近所の野良犬たちに持っていくんですが(※)、野良犬ども、食わねーでやんの。1時間後に見に行っても、半分しか口つけてなかったり。レックスなら3秒で完食ですよ。レックスよ、飼い犬なのに、野良犬より空腹なのかお前は・・・(涙)。レックスに「待て」とか仕込むの、ぜったい無理だから。皿が見えた瞬間に突進してくるから。
野良犬よりも飢餓感の強いトラウマ犬レックスですが、だんなの両親のもとで幸せな余生を過ごすことを願っています。
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肉のためなら空も飛びます。

あ、ちなみにこの写真に写ってる肉を持っている人は私です☆
嘘だよ。

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※野良犬にエサなんかあげるな!というご意見もあるでしょうが、行政に犬を保護するなり対策を取る能力がない限り、どうせ犬は減らないんだし、それなら腹を減らせた野良犬がウロウロしているほうが危険だと思う。
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# by heedoosama | 2006-12-28 22:45 | ルーマニア全般  

結婚したカップルへの贈り物

前々回の記事に書いたようにルーマニア人と結婚しちゃったわけなんですが、いわゆる教会での結婚式はしませんでした。披露宴もしませんでした。
市役所で籍を入れてはい、おしまい、という形です。スッキリ系。

通常のルーマニア人カップルだと、まあお金に余裕があれば、教会で式を挙げて、さらにレストランでパーティー(披露宴)をするみたいです。
そんで、披露宴には招待客はご祝儀(お金)やらプレゼントやらもっていったり。まあ、ここらへんはルーマニアも日本も大差ないですね。プレゼントは、大体、小型の家電(ミキサー、アイロン等)や食器とかがスタンダードらしいっす。生活に役立つ系。

うちは、披露宴もやらなかったんですが、親切な友人知人がお祝いのお金やら、鍋セットやら、食器やら、家電やらくださって、恐縮至極です。
ほんと、ありがとうございました。

で、日本や他国からも友人がわざわざプレゼントを郵送してくれたりして、まじ感動です。
ある日、日本の女友達がわざわざ贈り物を国際小包で送ってくれました。
こちらでは海外から小包が来ると指定の郵便局まで引きとりに行かなければいけません。「何を送ってくれたのかな~。日本の食材とか?台所用品かな~?」といやしい私は期待イッパイで郵便局に向かいました。
郵便局で、荷物を開けられて、中身を確認されます。



その時、私の目に飛び込んできたものは・・・














ど~ん。
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(大きさがわかりやすいよう、携帯電話を写しこんでおります)

裏返してみます。
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これは・・・もしかしてアレか・・・

イエス・ノー枕ですか?!
イエス・ノー枕をご存じない方はこちらをご覧ください。

郵便局で腰砕けました。

ルーマニア広しといえど、イエス・ノー枕を持っている新婚カップルなんてうちだけでありましょう(自慢?)。有難う、友よ。だんなには、「日本では新婚夫婦が、この枕を使用し、その日の夜に一戦交えるかどうかの意思表示をすることになっている。面と向かって意思表示をすることを避ける奥ゆかしい日本人ならではの習慣である」としっかり和の心を説いておきました。

ちなみにうちは、だんなも私も正業と副業かけもちで忙しいため、毎日「NO」の面ばっかり活用されてます。というか、嬉々として「NO」の面を私に向けるだんなよ。何なのだ。もっと奥ゆかしく向けろ。そういう問題か。
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# by heedoosama | 2006-12-28 05:13 | ルーマニアで結婚  

クリスマス

ルーマニアでもクリスマスにはクリスマスツリーを飾ります。

日本だと、ツリーはプラスチックで済ませる家が多いと思いますが、
こっちはプラスチック派よりも、本物のモミの木派がやや多そう。
しかし、1年間モミの木の鉢植えを管理するのも大変なので、
とりあえず切ってあるのを買って、クリスマスの間だけ飾って、
後はポイする家が大半のようです。
だから、こんなことに。
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だんなの実家のクリスマスツリー。宙吊りですか!!
このように「根っこなしクリスマスツリー」が主流のブカレストでした。

あと、クリスマスツリーにかける電飾ありますよね。あれ、最近は
色とりどりのものを市場でも見かけるんですが、共産党時代は
そんな飾りは、店でも売っていなかったそう。売っていたとしてもごく一部
の特権階級にしか手を出せない高級品。
で、舅が共産党時代に自分で作ったツリーの電飾(白一色)
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モノはなくても、2人の息子を喜ばせたくて一生懸命作ったお父さんの
心意気が感じられる一品です。いいパパです。
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# by heedoosama | 2006-12-26 23:11 | ルーマニアの風習  

めりくり~

お久しぶりです。
あ、久しぶりすぎですか?
鶏インフルエンザで死亡説が一部で流れていたへーどーですが、
元気です。すみません。いろいろ忙しくてですね。いろいろ。

えーと、実は、結婚してました。

報告遅くなってすみません。
相手は当然インド人・・・ではなくて、ルーマニア人ですよ。
前にもこのブログに登場したこの方です。

急展開ですが、クリスマスですよ、いつの間にか。
今年も彼氏、じゃない、だんなの実家に行って、しこたま食って、
皿も洗わずに帰ってきました。はっはっは。
結婚前にも日本から私のオカンがやってきて、彼氏の家にご挨拶に
行ったんですが、彼氏のお母様がせっせと料理をしている横で、
手伝いもせずにTV観て、たらふく食って、皿も下げなかった私を観て、
わがオカン、「お義母さまに申し訳ない・・・。こんな娘に育てたつもりは
ないのに・・・」とヨヨヨとなっていましたね。
まあ、それがルーマニア流「姑と嫁」なので我慢してくれ、オカン。
(ルーマニア流嫁姑に関してはこちらをご覧下され)
まあ、うちの姑は特にルーマニアの姑の中でも嫁に優しいと思う。
いつか突然キレられたら面白いな。

そして姑よ、貴女の素晴らしい料理をブログで公開するから皿洗わなくても
カンベンしておくれよ。
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ちなみにこれはまだ前菜だけです。この後、メインディッシュ2種類に
デザートもつくんだな~。お義母さま、まじで素晴らしいですよ。

ところで、自分のブログ、放置している間にエロ系ブログからのトラックバックが
1,000を超えているんですが、面白すぎます。どういうことだ。
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# by heedoosama | 2006-12-26 22:50 | ルーマニアの風習