カテゴリ:ルーマニアで芸術( 18 )

 

ファンファーレ・チョカリーア来日記念

ルーマニアのジプシーブラスバンド、ファンファーレ・チォカリーアが再来日します!

詳しくはトラックバック先のn_ayadaさんのブログに書いてあるので詳細は
書きませんが、前回の日本公演に行った友人の話だと「こんなブラスバンドが存在
するなんて知らなかった!観客が総立ちになってノリノリで踊っていた」と熱狂した
コンサートだったようです。日本在住の方、ぜひ行ってみてください。

彼らのことは「炎のジプシーブラス 地図にない村から」と言う映画にもなったので
ご存知の方も多いかと思いますが、ほんとに彼らの村は地図に載っていない
ぐらい小さいらしいですね。というわけで、世界初の試みをへーどーがしてみます。
ファンファーレ・チォカリーアの村の位置が載った、世界初の地図を作成してみました!

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おあとがよろしいようで。
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by heedoosama | 2005-04-23 23:37 | ルーマニアで芸術  

マドリガル来日

今日はお知らせです。

愛知万博のルーマニア館で歌うため、ルーマニア国立混声合唱団「マドリガル」が
来日します!合唱団と言うと、おばはんコーラスのようなものを想像するかも
しれませんが、マドリガルは、だいぶ違います。なんというか心をぎゅいーっと
わしづかみにされるような、独特の歌い方をします。宗教歌なんて、聴いていると
心がそれだけで清くなるような、荘厳かつ澄んだ音楽です。音楽オンチの私も、
一度聴いて、忘れられなくなりました。
日本在住の方、ぜひこの機会に、聞いてみてください。

マドリガルが歌うのは、万博の6月1日のナショナルデーだそうです。
この日は、ルーマニア館でさまざまな催し物が行われます。ルーマニア政府は
なんと、200人のアーティストを本国から送り込んでいるとか。すごいですね。

また、万博以外にもマドリガルは以下の日程でコンサートを行うそうです。

6月2日 名古屋市民会館
6月3日 亀山市文化会館(三重)
6月4日 長野市民会館
6月5日 武蔵野市民ホール(東京)
6月9日 水戸市民ホール
6月10日 横浜市市民文化会館関内ホール

こちらのサイトにもコンサート案内がありました。
http://www.town.minamichita.lg.jp/main/kikaku/friendship/madrigal.html
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by heedoosama | 2005-04-14 01:05 | ルーマニアで芸術  

東洋人で得した!

15日は、Teatrul Mic(小さい劇場、と言う意味)に「カンタベリー物語」を
観にいきました。
「カンタベリー物語」は中世のイギリスで書かれた物語ですが、
これをとてもモダンにアレンジした舞台で、かつ幻想的雰囲気を
損なわずに演じられていました。前衛的でオシャレなんだけど、時々
「ドリフかよ!」とツッコミたくなるようなベタなギャグも入り、
飽きずに楽しめました。
下の写真は劇場のサイトから無断転載。ゆるして~。ドキドキ。芝居の
雰囲気がちょっとでも伝われば・・・。

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今日はこれから同じくMic劇場に「バルカンのスパイ(Spionul Balcanic)」
を観にいきます。これは、かの映画「アンダーグラウンド」の脚本家
コバチェヴィッチが書いた作品。楽しみ!

何で最近、Mic劇場の芝居ばかり観ているかと言うと、大晦日の
ギリシャ旅行のとき、たまたま同じバスに乗り合わせたおじさんが
同劇場の芸術監督だったので、タダ券をくれるようになったのです。
そもそも、このおじさん、旅の間はぜんぜん口をきいたこともなかった
のですが(私が休暇中ルーマニア人とコミュニケートするのを
おっくうがって、内向的になっていたため)、先日ブカレストの劇場で
ばったり再開。そのとき、むこうはキッチリ私を覚えていて、
「芝居が好きならうちの劇場に観においでよ」と誘われたのです。

こういうとき、日本人で得したなあ~と思います。
だって、普通は同じバスに乗っていただけの人の顔なんて滅多に
覚えていませんが、やはりむこうも東洋人は珍しいから記憶に
残っていたのでしょう。
ありがとう、おじさん!お礼に宣伝しときます。Mic劇場の芝居は
面白いですよ~~。
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by heedoosama | 2005-01-17 00:23 | ルーマニアで芸術  

出稼ぎの人たち

きのうは、ブカレストのTeatrul Foarte Mic(とても小さい劇場、という意味)に
”Mady-Baby.Edu”という芝居を見に行きました。

http://www.teatrulmic.ro/spectacole/mady_baby.htm

「クソみたいな国」ルーマニアを捨てて、「もっとイカシた暮らし」を求めて
西欧に移り住んだ3人のルーマニア人の若者の話です。
しかし、先進国で差別され、ルーマニア人としてそんなに楽に仕事が得られる
わけもなく、どんどん彼らの暮らしは退廃の一途をたどります。

ルーマニア人の若者の多くは、「こんな終わってる国にとっとと見切りを
つけて、アメリカとかカナダとかイタリアとかいい国に行って働いて、山ほど
金を稼いでやるぜ」といいます。
そんな現状を皮肉っているかのような、痛い芝居でした。

☆あらすじ☆

14歳のマダリナはスタイル抜群の色っぽい女の子。ある日、ヴォイクという
男にナンパされる。ヴォイクはアイルランド国籍を得たルーマニア人男性
で、タレント紹介業をしているという。彼に誘われ、マダリナは家出をして
アイルランドに移り住む。

マダリナは、最初はファーストフード店で働くが、やがてヴォイクはヒモとなり、
彼女に売春を強要する。彼女のパスポートを取り上げ、彼女は泣く泣く客を
とるようになる。

ある日、マダリナはルーマニア人男性の客と寝る。彼は学生で、アイルランドに
映像美術を学びに来ているが、まったく芽が出ない。その客、ボグダンは、
マダリナに学校の試験で提出する自分の作品(映画)に出演するよう懇願する。

ヴォイクはボグダンのパスポートも取り上げ、彼女を撮りたくば、彼女と自分の
出演するエロビデオの撮影を行えと強要する。そのビデオをインターネット上
で流して金儲けをたくらむヴォイク。その見返りに、ボグダンはマダリナと無料で
寝ることになる。
3人の「100%ルーマニア的」ビジネスがアイルランドで始まった・・・。

______

けっこうえぐい話なんですが、軽いテンポで、かつ前衛的な演出で、悲惨な
印象は少なく見れます。しかし、家に帰ってから「怖い話だった・・・」とちょっと
背筋がゾーっとしました。
ルーマニアの病巣をえぐる、おすすめ作品です。ブカ在住の人は観てね!
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by heedoosama | 2005-01-15 23:10 | ルーマニアで芸術  

あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。
1ヶ月ぶりの日記です。なんだか仕事と遊びが忙しくて
ずるずる日記をほうっておいてしまいました。
あ、今ちょっとウソつきました。仕事が忙しかったのはウソです。
遊んでました。すいません。ササヤカに見栄をはってみました。
コメントもあまり返せなくなりますが、ゆっくりお付き合いください。

きのう、エミール・クストリッツァ監督の新作Life is a miracole!を見に行きました。
戦争の不条理、人間の心のシニカルな動き・・・ベタなギャグ・・・
クストリッツァ色が全開で面白かったです。
日本公開の暁には、ぜひ!
しかし、日本公開は2006年だそうで・・・ルーマニアでは2004年の年末から
上映してますぞ。
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by heedoosama | 2005-01-12 04:10 | ルーマニアで芸術  

へたれイコン

先日、ブカレストにある農民博物館で開かれたフェアに行ってまいりました。この博物館は、全国の民俗的グッズを作る職人を集めて、フェアをやっているのですが、陶器や民族衣装大好きな私は、毎回欠かさず行っています。

今回も、すごい掘り出しものがありました。
それが、写真のイコンです。

ルーマニアでは、聖書の物語や聖人の姿を絵にしたイコンが多く作成されているのですが、まじめな絵のものもあれば、このようにふざけきったものもあります。
すさまじいまでに気の抜けた絵です。イエスを冒涜してないか?と心配にすらなります。
も~、なんて可愛いの!と思い、即買い。
粘土でできていて、大きさは縦7センチくらいです。

ルーマニアの農民美術にメロメロです。

シビウという街の側にあるシビエル村にある、世界最大のガラスイコン博物館にも、この手の「農家のおっさんが適当に書いた」蛭子さん風の絵がたくさんあります。ラブリーです。
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by heedoosama | 2004-12-10 05:53 | ルーマニアで芸術  

芝居とその対策

本日は、ブランドラ劇場で「父(TATAL)」を観る。
前衛だけど、わけのわからん前衛になり過ぎない、ほど
よく押さえのきいた演出で、シビれた。
ルーマニアでは質のいい演劇が600円ぐらいで観れるので
幸せざんす。このブランドラ劇場は、欧州でも有数の
レベルを誇る芝居をやるところらしい。他の国のレベルは
わからないし、私はまったくの演劇素人だけど、素直に、毎回
行く度に感動できる芝居をみせてくれる。
私が、いい国に来たなあ、って思える場所。

ルーマニアの劇場では(日本でも?ていうか世界中で?)
やったら上映中に携帯電話が鳴る。
んも~~、雰囲気ぶち壊し!

でも、私もシリアスなシーンで、お腹が「ぐぅ~」っと鳴って
恥ずかしさで死にたくなった。やはり、消化の良い魚を上演前に
食ったのが敗因か・・・。消化早すぎて、上映中にお腹が鳴って
しまったよ!ケーキおかわりしときゃよかった・・・。
上演前は携帯電話の電源オフと、こってりした食事を!
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by heedoosama | 2004-11-29 21:08 | ルーマニアで芸術  

陶器を買いにホレズへ

陶器で有名な町、ホレズに行ってまいりました。
ブカレストから北東に4時間程度。
ここの陶器、素朴な味わいがたまりません。しかも安い。
皿1枚5万レイって・・・100円ショップ並みの価格設定です。
ひとつひとつが手作りで、すべて違う。縁がちょっとゆがんでる。
とてもかわいらしい、土のぬくもりが伝わるルーマニア陶器
が私は大好きです。

聞けば、原材料は山から取ってきた土で、それを陶工自ら
が加工して粘土にするため、材料費はゼロ。そりゃ、安い
はずだわ・・・。

町全体が、陶工だらけなんですが、この町の中でも
特にすばらしい作品を作るという、匠の家を知人に教えて
もらっていたのでそこ、をたずねました。

うん、たしかに匠の作品は、違う・・・。ちょっとの差だけど、
他の人より丁寧で、デザインも優れている。価格は他の2倍だけ
れど、それでも安いし、買う価値大!!!
というわけで、事前に懸念していた通り大量に買っちまいましたよ。
作ったおばあちゃんは、もう引退間近というご高齢で、あれだけ
丁寧な仕事をする職人はもういないんだろうな、と思うと
悲しくなりました。

割れてもい、気楽につかってね。おいしいごはんを、これで
毎日食べてねって言ってくれているような作品たち。愛い奴らです。

宿は、目当ての民宿が満室で、そこで紹介してもらった隣村の
べつの民宿・・・というか、普通の農家に泊まることに。
もちろんルーマニアですから、食事は自家製のミルクにバターに
チーズにママリガ(トウモロコシの挽き割粉)にジャムに・・・
とすべて自家製!村は平和そのもの(牛糞だらけ)、メシはうまいし
安いし、宿は質素ながら清潔だし、しあわせ~。
でも、この宿、どこにも看板が立っていない。いい宿なのにもったいない。
私も、人に紹介されなかったら知らなかったよ、こんな宿・・・。

あ、そうそう、陶工の町ホレズには、世界遺産の修道院があるのです。
清楚かつ、力強さを感じさせる建築様式の白い修道院が、紅葉
の山を背景に建っている様子は、荘厳でした。し、か、し。
この修道院も、どこにも「ユネスコ世界遺産に認定」なんて書いていない。
町からバスが出ている様子もない。
なんというか、ルーマニアの商売っ気のなさ、素朴さを感じさせる
一件でした。
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by heedoosama | 2004-11-01 08:02 | ルーマニアで芸術