カテゴリ:ルーマニアのニュース( 21 )

 

EU加盟で何が変わったか

ルーマニアが1月1日にEUに加盟しました。オメデトー。
え?何?私が今いるこの国って、EU加盟国なわけ?まじで?すげー。
EU加盟がいいことなのかどうか、・・・まあいろいろ言いたいことはあるけど、結局はルーマニアが2013年までにどれだけ血眼になって、EUから金を貰うためにがんばって体裁をつくろえるかに国の発展がかかっているので、アルカイックスマイルで見守りたいと思います。がんばって、EUの金持ち国から集めた金をもらうのだ。最小限の努力で。そんで困ったことがあったら、ラテンのお友達フランスに擦り寄るんだ。

で、年越しの夜はブカレストの大学広場で華麗にEU加盟式典なぞやっておりました。
BBCニュースとかでも、広場にあつまった市民が、EUの旗を振って「キエー!」とか喜びの雄叫びをあげている様子が放送されてました。

で、私もルーマニア在住のブロガーとして、その熱狂の様子を皆様にお伝えするために、大学広場に行って・・・


行ってねえ。


すいません、トルコのイスタンブールで年越ししていました。ケバプうまいねえ。
まあ、「1月1日からEU加盟!」とか騒いでも、その日を境に劇的にルーマニアの何かが変化するわけでもないし、別に式典ならTVでも見れるしね。EUに加盟した次の日からすぐ違う国みたいに変わるわけでもないでしょ。相変わらずユルい国でしょ、ルーマニア。
・・・とまあ、なめきってトルコで新年を迎えて、数日振りにルーマニアに戻ってきたのですが、変わってました。何がって、パスポートに押した入国スタンプが。
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えええ、何これ。私が何年も慣れ親しんだピンク色の出入国スタンプが、スッキリ黒いEU加盟国仕様になちゃってるではないですか。
例)以下、フランスとオランダの出国スタンプ
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EU加盟国になるとこういう味気ない画一的なスタンプになっちゃうんですね。
なんだか、田舎で子供の頃から一緒に過ごしてきた幼馴染の女の子が、東京の大学に行ってしまって、都会のファッション雑誌に載っているような垢抜けた格好をして帰省してきて、声をかけにくい・・・でも僕はほんとうは、昔の赤いほっぺの君が好きだった・・・そんな甘酸っぱいキモチですよ。わかるか。

でもTVを見たらバセスク大統領がシビウの式典で、自分の着ていたコートをぶりんぶりん振り回して群集に投げるという「俺って庶民派?俺っておちゃめ?」系のパフォーマンスを相変わらずやっていたので、なんだかなごみました。まあがんばれ。
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by heedoosama | 2007-01-03 05:40 | ルーマニアのニュース  

ルーマニア的鳥インフルエンザ予防法

すいません、コメントのお返事も書いてないんですが、不定期ゲリラ更新を旨とする我がブログ、いきなり更新させていただきます。いや、コメントのお返事も書きます。すみませんすみません。

ルーマニアでまた鳥インフルエンザに感染した鶏が見つかりました。現地に住んでいると「もう何度目よ?」っていうぐらいおなじみのニュースで、危機感もへったくれもねーな、と思っていたんですが、今回はちょっとさすがにルーマニア人もびびるニュースが。
今までは渡り鳥が死んでたとか、渡り鳥のせいで、どっかの村のおばーさんが飼ってた鶏10匹全滅とかそういうニュースだったんですが、今回は集団的に鶏を育てている大規模な養鶏場での感染事例。しかも、その養鶏場、鶏インフルエンザに気づいた後も、何食わぬ顔で鶏を出荷し続けて約2週間。ブカレストのスーパーでいっぱい「鳥インフルエンザの疑いアリ」の鶏肉が売られていたんだから、もうびっくり。

TVのトークショーを見ていたら、ブカレストの伝染病研究所の所長が出てコメントしていました。

先生:「鳥インフルエンザに感染している鶏肉を食べたとしても、バッチリ焼いてあったり煮てあったりすれば、問題ないので、パニックにならないで欲しいですね」

司会者:「鶏の肉が生の状態で、それを触ったりしたら危ないんじゃないですか」

先生:「粘膜にでも触れない限り、生肉を触っても平気です」

司会者:「例えば、冷蔵庫から鶏肉を出して、それを切って、ゆでるまでの間に感染しませんか」

先生:「あのね、あんたの嫁は料理中に、生肉触った手で鼻をほじったりしますか?

司会者:「えーと、それはしないと思いますが。鼻をほじるのは危険なんですね」

先生:「そうですが、鼻くそを思いっきりほじらなければ大丈夫です」

司会者:「わかりました。TVをご覧の皆さん、くれぐれも生肉を料理中に鼻くそをぐりぐりほじらないで下さい!!」

こんどから、わたしもきをつけようとおもいました。おわり。
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by heedoosama | 2006-05-16 05:46 | ルーマニアのニュース  

ドナウ川で洪水(記録的水位)

ドナウ川が洪水になって、ハンガリー、ルーマニア等で被害が甚大であることは、日本でも報道されているようですが、わが街ブカレストはとりあえず被害を免れています。
本日、野暮用でルーマニアとブルガリアの国境地帯(ドナウ川)に行ってきたのですが、その被害状況を目のあたりにしました。ブルガリア側のルセという街です。
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ドナウ川のほとりに遊歩道があって、散策できるようになっているのですが、遊歩道の一部が冠水しています。いつもは、画面上の草が生えているところまでが地面です↓
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水位が上がって船が浮いてきてしまったために従来の桟橋が使い物にならなくなってしまいました。代わりに、急設の桟橋をつけたのがおわかりいただけるでしょうか↓
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川の側の小屋は床下浸水?
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しかしブルガリアールーマニア間のジュルジウールセの国境は特に交通に支障は無いようです。ルセの街も、川の側の遊歩道がちょっと幅が狭くなっただけで、生活に支障はなさそうです。
新聞報道によると、ルーマニア各地で1万5,000人が避難生活をおくっており、特にドルジュ県、カララシ県、トゥルチャ県、ブライラ県で家屋浸水、道路冠水などの被害が広がっているとのこと。もうすぐGWで観光シーズンですが、ドナウデルタに行かれる方は危ないかもしれないので、ニュースを常にチェックされたほうがいいと思います。ただし、日本人観光客が特に多いブカレスト、シナイア、ブラン、ブラショフ、5つの修道院あたりは特に問題ないと思われます。今日の時点で、ドナウの水位はようやく下がり始めたとのことなので、一日も早く事態が収まるよう願います。

ハンガリーの洪水の様子はこちらのブログで写真が見れます。
いつもTBさせていただいているマリチカさんのところからも、またTBさせていただきました。
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by heedoosama | 2006-04-27 04:13 | ルーマニアのニュース  

また新札出すらしいですよ

12月1日から、新しいお札が発行されるそうです。それは、200レイのお札(デノミ前の単位でいうと、200万レイ=doua milioane de lei)。
出た、二進法札。日本では故小渕元首相の悲願により2,000円札が発行されたけど、じぇんじぇん広まらないまま「そういえば最近、あれ見ないよねー」とか言われてますね。
ルーマニア人はあんまり2で始まる札にも抵抗は無いようで、デノミ前に2,000レイ札があった時も普通に浸透していました。
中央銀行(日本でいう日銀)総裁によると「ほら、EUには200ユーロ札ってあるじゃん?うちらも今デノミしてユーロに移行する期間だし、ここはバッチリ真似しとかないと!(意訳)」とのこと。

今回出るのは200レイ札ですから約8,230円相当。表に刷られる人物は、日本ではマイナーだけれども世界的にもマイナーな国民的詩人のルチアン・ブラガ。

デノミと言えば、去年7月1日に4桁切り捨てが実施された時、その次の日からもう新札がバリバリ出回るのね、きっと♪と思っていました。甘かった。あれから9ヶ月、まだ全然フツーに、旧札が流通してます。デノミ実施の次の日、銀行のATMからお金を引き出してみたら、「きっと全部新札が出てくるに違いない」と思っていたら・・・そこに出てきたのなじみのゼロがいっぱいついてるお札。
よく考えたら、新札と旧札(ゼロがいっぱいついてるやつ)の併用期間は今年末まで、と定められているのでまだ余裕があるんですね。そんなに必至こいて旧札回収するわけがないですね。

びっくりしたのは、中央銀行総裁のおとついの記者会見。「3月末で旧10万レイ札(デノミ後は10レイ)の発行を止めました」って言っています。デノミから6ヶ月たっても、まだ古いお札印刷してたんですか・・・。
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by heedoosama | 2006-04-13 23:56 | ルーマニアのニュース  

チキンなのは私ですか

鳥インフルエンザの話題ですが、農業省が感染した鳥が発見された周囲の
家禽をイギリスに検査に送ったら、陰性だったそうです。「事態は既に
収束に向かっている」とか報道しているところもありますが、ホントでしょうか。

今日のブカレストのショッピングモール(Plaza Romania)のケンタッキー
フライドチキン前の風景。普通に皆さん行列して、チキンを買おうとしてます。
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このデパートの最上階にあるフードコート、レバノン料理、ギリシャ料理、
中華、ソーセージ、ハンバーガーなどさまざまなファーストフード系の
店があるのですが、一番行列が長かったのが、ケンタッキー。繁盛してます。
インフルエンザのことなんて、気にしてないんでしょうか。といいつつ、私も食
べましたが。

余談ですが、ケンタで「クリスピーチキンの辛くないやつ5ピースください」
と言ったら、辛いチキンの7ピース入りをくださいました。レシートでは
しっかり「5ピース」になってたから、何もいわないで食べましたけども。
「もしや、こんな最低限のルーマニア語も通じないぐらい、私のルーマニア語
ってダメなんでせうか・・・」と一瞬、暗澹たる気持ちになりましたが、そんな
わけない。まさかね。いちおう通訳でメシ食ってるしさー。そこまでダメじゃな
いよね、私。

・・・と思いたい・・・。(冗談ですよ、冗談)
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by heedoosama | 2005-10-17 00:44 | ルーマニアのニュース  

ルーマニアに鳥インフルエンザが上陸しました。コケー。私も感染した
ようです。コケーコケー。

こんな文章書いてると、わがブログの、普段から少ない読者様がますます
減りそうですね。
インターネット上では「ブカレストのケンタッキーでチキンを食べた人が
翌日、救急病院に大量に担ぎ込まれた!」なんてデマが流れていましたが、
もちろんデマはデマ。街は平静。小生も、隣のスーパーで鶏胸肉を購入して
チキンピラフなど作っている、普通の土曜日です。

気になるニュースとしては政府が、鳥インフルエンザが発生した
付近の村の住民にガツンガツンとワクチンを打ちまくっている
らしいですが、国内にそれほどワクチンの在庫がなくすでに
不足気味ってことでしょうか。
今回の鳥インフルエンザは、ペリカンの繁殖地ドナウデルタで、渡り鳥から
家禽に感染したもののようで、保健省は「渡り鳥と家禽の接触を
無くさなければならない」とか言っていますが、自然の楽園ドナウデルタ
で渡り鳥が入ってくるのを防止することもできんし、そこらへんの農家で
ノンビリ育っていた鶏さんを閉じ込めとく設備は誰が作るのよ?って
わけで、おそらく何の対策も取られないまま、知らんない間にほとぼりが
さめて、ウヤムヤのままに終わるほうに100万レイ。
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by heedoosama | 2005-10-16 01:36 | ルーマニアのニュース  

給料上げて欲しいらしい

CFR(ルーマニア国鉄)のストライキが6月7日から続いています。
この間、毎日の電車は通常の3分の1の本数しか運行しません。
今回ストを行っているのは主に運転士で、給与の10.7%上昇
などを要求しています。
CFR側の説明によると、現在労組の話し合いは集結しておらず、
ストはまだ27日ごろまで続く見込みとのこと。なお、CFRを管理する
運輸省は、今回の労働者側の要求に答えるため、来月からの
運賃値上げを決定しています。

てなわけで、今週末に予定していた私の旅行もキャンセルしなきゃ
いけないようです。ううう。ドロベタ・トゥルヌ・セベリンに行こうと
していたんですが。

ちなみにストライキの間、バス会社が大もうけしているそうです。
市営のバス会社は増便して、値下げもして、この期を逃すまじとお
客の取り込みに頑張っているそうです。えらいなあ。
それに比べて国鉄はストだし、値上げするし・・・ますます競合
路線のバスに客を取られちゃいますね。

調べてみたところ、ルーマニアの統計資料によれば、「陸上の
交通機関で勤務する人」の手取り平均給与は約2万円ちょっと。
これにはCFRの管理職クラスの人、バス会社の人、タクシー会社
の人、トラック会社の人、などもいっしょくたに含めれているの
で、国鉄の一般の運転士の給料というのははっきりとは判りま
せんが、おそらく1万5,000円程度ではないかな、と推測されます。
物価の値上げの激しい昨今、これでは生活できないのは明らかで、
ストもいたしかたないかな・・・とは思うのですが、それにしても
スト期間長すぎー!
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by heedoosama | 2005-06-17 14:12 | ルーマニアのニュース  

物価の話

物価の話なんですが、何がつらいかと言うと最近、レイが高くなっている
からなのです。
単純な話で言うと、2004年9月は100ドルあれば両替して336万2,100
レイになったものが、2005年3月には275万7,000レイにしかなりません。
しかし、ものの値段は上がっています。

前にも書いたような気がしますが、ルーマニアでは所得を全額申告している
人が少ないです。そういう人はたいてい、給与をドルもしくはユーロベースで
もらっています。申告する100ドル分はレイでもらって、残りの隠し所得200ドル
分はドルでもらうという人はたくさんいます。

そういう人にとっては、現在のレイ高ドル安はモロに減収を意味します。
昨年末から今年にかけて、ドルの対レイレートが20%下落しましたが、
それは実質、給与の20%減を意味します。

私の記憶では2年前はパン1斤が3,000レイでした。2003年4月の平均レート
では1ドルが3万3,702レイなので、2年前は1ドルで11斤パンが買えました
今はどうでしょう。今年3月の平均レートは1ドルが2万7,570レイです。
そして、パンの値段は1斤6,000レイします。つまりなんと今は1ドルで
パン4斤しか買えないのです
!たとえ給与が2年前に比べて少しはアップして
いたとしても、物価の値上がりとレイ高に追いついていけません。

(文中のレートはルーマニア中銀発表のものを採用しました)
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by heedoosama | 2005-04-22 04:16 | ルーマニアのニュース  

平均給与

ルーマニアの平均給与って100ドルくらいだって本当ですか?と聞かれる
ことが時々あるのですが、実際はこれは少し前の数値です。
政府発表の最新の数値は手取り給与で204ドルです(2005年4月発表)。

例えば、2001年11月時点での政府発表が手取り平均114ドルなので、
それ以降、平均給与がだいぶ上がっていることになります。
(ドルへの換算レートは、ルーマニア中央銀行の発表する該当期間の
平均レートを使用しました)

この背景には①ドルの下落で、ドル換算した際の額が増えたこと、
②外資の流入による全体的な景気上昇、③昨年末の選挙の際、旧与党
PSDが選挙対策として公務員の給与を上げたことなどがあるかと思い
ます。あくまでも個人的な予測ですが・・・。

しかし実際には、生活が倍楽になったかというと、そうでもなく、物価が急上昇
しているので、そう簡単にはいきません。
次回は物価の話をします。
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by heedoosama | 2005-04-19 14:02 | ルーマニアのニュース  

EU加盟に前進

本日、欧州議会で投票が行われ、ルーマニアのEU加盟が賛成多数で
可決されました。
もちろん、今すぐに加盟できるわけではなく、正式加盟は2007年1月1日
になります。そのうえ、今年11月に欧州委員会が発行する国別報告書の
結果、ルーマニアはEUに加盟するのは時期尚早と判断された場合、
加盟は1年延期されます。

まだまだ問題山積です。特に、EUの基準を満たしていないと欧州委員会に
判断されているのは「司法」「内政」「競争政策」「環境保護」の4部門です。
これらの分野で「改善のための努力不十分」と判断されれば、加盟延期です。
司法と内政の課題は公務員の汚職撲滅です。環境保護に関しては、古い工場
の排気設備改善など、数十億ユーロもの設備投資が必要とも言われ、
いったいどうするつもりなのか、私には検討もつきません。

ともかく、EU加盟にひとつ、前進したことは確かです。
私の周りのルーマニア人の反応はと言うと、「EUにあわせて税金・物価は
あがるけど給与はあがらないので、生活苦しくなるだけ」という
意見が聞かれました。

事実、4月1日より物品税が引き上げられ、タバコやアルコール飲料の値段も
上がりました。2007年には、アルコール飲料は現在の70%あまり値上がりする
との見通しもあります。
今までルーマニアはタバコがとっても安いので、日本や西欧から来た知人たち
には驚かれていましたが、そういうことも2007年にはなくなるのでしょう。
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by heedoosama | 2005-04-14 05:05 | ルーマニアのニュース