ルーマニアから
2007-11-28T05:41:27+09:00
heedoosama
へーどーです。30歳、女。7年前からルーマニアに住んでいます。旦那は現地で捕獲。職業は通訳です。主に現地の生活記をお届けします。heedoosama@hotmail.com
Excite Blog
最終回だったりします。
http://heedoo.exblog.jp/7759833/
2007-11-28T05:43:00+09:00
2007-11-28T05:41:27+09:00
2007-11-28T05:39:08+09:00
heedoosama
日々
ブログをやめる理由は明かせませんが(つーか、たいした理由じゃないです)、「離婚」「妊娠・出産」「体調不良」「日本に帰る」「コメントでへこんだ」「誰かに強制された」「鼻からうどんが出た」とかではありませんので、ご安心ください。
これからも私はルーマニアで元気に生きていきます。鼻からうどんは出さないように気をつけます。
こんなたまーにしか更新しない、しかも役に立つ話はめったにない、不毛なブログを読んでくださった皆様、どうもありがとうございます。コメントを書いてくださったり、メールをくれたり、実生活で「読んでるよー」と声をかけてくださった皆様、本当に有難うございます。
ブログを通じて仲良くなって、実生活でも友達になった人とかいて、ブログやっていて良かったなあと思います。すごいですよ、インターネットって。自分で情報発信できて、それに興味がある人と情報交換して、どんどんつながっていくんですから。情報発信する側に立てたのが嬉しかったです。
今後ともメールは歓迎ですのでよろしくお願いします。
とりあえず過去ログはまだ削除しません。そのうち削除するかどうかはわかりません。
これまで本当にありがとうございました!!]]>
ルーマニアの雑貨、買おうぜ
http://heedoo.exblog.jp/7759829/
2007-11-28T05:31:58+09:00
2007-11-28T05:31:58+09:00
2007-11-28T05:31:58+09:00
heedoosama
ルーマニアで芸術
グランピエ
京都と東京にお店があるそうです。
すごっくかわいいルーマニアのヘタレ雑貨は私も前に、この記事とかこの記事で紹介したのですが、これよりずっーーーーとハイセンスなものを仕入れていらっしゃいます。でもちょっと肩の力が抜けた雑貨で、いいかんじです。
実は仕入れにちょこっとだけ同行させていただいたのですが、さすがプロ。私なんかがふざけて選ぶヘタレ雑貨とは違います。人の手のぬくもりを感じさせつつ、お部屋にかざったらスタイリッシュで一風変わった雰囲気をかもし出すルーマニアの置物や絵を入荷されています。私が選ぶヘタレ雑貨と一見近いんだけど、違うんですよね。そこが素人プロの目利きの違いなんでしょう。ブカレストのアンティークショップで、木でできた古い道具を直感でヒョイヒョイっと選んでいかれる仕入れ担当の方、プロって感じでかっこよかったですよ!
ルーマニアの民族衣装なんかもあるみたいですので、お近くの方はぜひ行ってみてください。]]>
マンションにおけるご近所とのコミュニケーションツール
http://heedoo.exblog.jp/7700671/
2007-11-13T06:23:41+09:00
2007-11-13T06:23:41+09:00
2007-11-13T06:23:41+09:00
heedoosama
ルーマニア全般
俳句の冬の季語といえば、何でしょう。
答えは「カロリフェル」。ルーマニア好きならこれ常識です。センター試験には出ません。
ではカロリフェルとは、何でしょうか。
これです。
暖房器具です。中にお湯が通ってます。
すみません、実は去年もカロリフェルをネタに記事を書きました。写真も去年のを使い回しです。リサイクルです。エコです。ロハスです。
去年の記事でもこのカロリフェルがあったかくなる仕組みについて書いたんですが、今年はそれをよりわかりやすくするため、図に描きました。褒めろ。
中学1年生の書いた社会科のノートではありません。念のため。
大体の概念としては合ってると思うのですが、電力関係の方、間違っていたらすみません。間違いがあったらご指摘ください。(火力発電所から集合住宅にお湯が行く過程で、お湯の温度などを計測するステーションがあるんですが、それは省きました)
要は、発電所の副産物であるお湯を利用して町全体をあっためちゃおう!という寒い国には非常にナイスなシステムなわけです。カロリフェルのおかげで、冬でも24時間、部屋の中はぽっかぽかですよ。
さて、この素晴らしきカロリフェル、部屋を暖める以外にも素敵な使い道があります。それは何でしょう。センター試験にはでません(しつこい)。
それは・・・上下階の住人の騒音に苦情を言うという用途です。
写真のように、カロリフェルからはパイプが出ていて、このパイプが各家にお湯を循環させています。このパイプは我が家と上下のお宅をつなげています。
もし、上のお宅か下のお宅で騒音が発生して苦情が言いたくなったら、このパイプをフォークなどでガンガンたたけば、上下のお宅でぐわぁぁ~~~んごわぁぁ~~んとパイプが反響します。この反響音こそすなわち、「ちったぁ静かにしろやボケェ!!」というメッセージなのですね。上のお宅の息子さん、夜中にうるさい音楽かけて迷惑ねぇ~、ちょっと注意しに行きたいけど最近の若い人はキレると何するかわかんないっていうし、直接言うのもためらわれるわ~・・・というあなたは、このパイプ叩き攻撃で上の息子さんに十分に抗議することができるのです。世知辛い現代に欠かせない、ご近所コミュニケーションツールです。
しかしこの便利ツールにも唯一の欠点があります。
かくいう我が家は割と静かに生活しているのですが、時々、下の4階のお宅からパイプをがんがんたたかれます。というのも、我が家がうるさいのではなくて、その更に下の3階のお宅がうるさいのです。4階の方は、3階に抗議するつもりで4階のパイプをガン叩きすると、5階の我が家でもパイプがぐわんぐわん言ってしまうというしくみ。上下階に響くんですね。
おかげで、自宅でゆっくり本を読んでいるだけなのに突如パイプがガンガン鳴ってびびることが多いのです。「ア、アテクシ静かにしていましてよ!」と誰に言うまでも無く弁解してみたり。
かく言う我が家は他の家に対してパイプ叩きで抗議するかというと・・・してません。すんません、小心なんです。上の階から毎週土曜日の朝7時に強烈なドリル音が響いてくるんですが、パイプ叩く勇気がありません。
ブカレストのおばあちゃん(生物学上、大阪のオバチャンより強いです)ぐらいたくましくなって、パイプめっさ連打する勇気があれば。]]>
4 months 3 weeks and 2 days (4 luni 3 saptamani si 2 zile)
http://heedoo.exblog.jp/7692059/
2007-11-11T06:27:00+09:00
2007-11-11T07:06:42+09:00
2007-11-11T06:27:54+09:00
heedoosama
ルーマニアで芸術
カンヌ映画祭で2007年のパルムドールを受賞した標題の映画(日本語訳:「4ヶ月、3週間と2日」)のレビューです。まだ日本では公開されていないみたいですね。
監督はクリスティアン・ムンジウ。ルーマニア映画です。
さすがカンヌで最高賞を受賞しただけあって、素晴らしいクオリティーなのですが、私は観ていてすごく辛くて、胸が痛かったです。共産党時代のルーマニアで、堕胎が非合法とされていた時代に、望まない妊娠をしてしまった女子学生が、ヤミで堕胎手術を行ってくれる医者を探す物語です。私が「辛い」といっているのは、女として堕胎の物語が辛い、というわけではありません。
私は共産党時代のルーマニアを知りません。
私が初めてルーマニアの地を踏んだのは97年で、民主化から8年。共産党時代の残滓のような雰囲気が、まだ少しだけ残っていたと思われる時期でした。
それでも、私はその場に居合わせたような気分にさせる映画で、観ていてほんとうに辛かったのです。
理由のひとつとして考えられるのは、知っている場所があまりにも多く出すぎていたからかとも思います。
主人公の住んでいる工科大学の寮(私は2001年ごろ、工科大学の寮に住んでいました)。あの暗い廊下、共同のシャワー室、タバコや化粧品を売る学生。蜜蝋で脱毛するルームメイト。寮の裏のバスの通る道。寒い学校の廊下。ごとごと夜道を走るトラムの固い木の椅子。野良犬。友達の住むアパートの入り口。アパートの裏庭で絨毯を叩く老婆を見ながら、人を待っていたこと。バサラブ駅の高架を夜走ったこと。そしてなんといっても、甘え上手で、優柔不断で、でも実はすごくしたたかなルーマニア人の寮の女の子たち。
あまりにも、身近に感じられるシーンが多すぎて、寮に住んでいた当時、私の身の回りで知らない間に実際に起こったできごとなんじゃないかっていう気がしてきてしまい、空恐ろしかったです。もちろん、私の学生時代は既に堕胎は合法化されていたんですが。
主人公が宿泊を断られるホテルとか、最終的に宿泊するホテルのロケ地も馴染みのある場所で(プロイエシュティのホテルチェントラルとブカレストのホテルアストリアです)、映画を見ているというより、「今、目の前で起こっていること」を傍観しているような気分になりました。
私にとってはリアリティー満載の映画だったんですが、ルーマニアに一度も来たことがない人にとってはどうなのでしょう。正直言って私はほとんど客観視できず。それはただ単に私の知っている場所が多く出ていたからなのか。それとも、監督の腕のなせる業なのか。低予算で心理的な迫力を出したすごい映画なんだけど、観終わったあとに口の中が苦くなるような気がする映画でした。ルーマニアを知らない人にも、「リアリティー」を感じさせるようなカメラワークで撮っているのでは・・・という気もします。誰か教えてください。
予告映像はこちら。
すごいと思ったのは、実在の場所で撮っているだけではなくて、共産党時代の寂しい街の雰囲気というか、空気感を再現しているところです。私はその時代のブカレストを知らないけれど、「ああ、きっとこんな雰囲気だったんだろうな」と思わされます。
ルーマニアのレビューを読んだり、私の周りのルーマニア人の意見を聞くと「カンヌで受賞したのは素晴らしい。そしてすごい映画なんだろうけど、我々ルーマニア人としては古傷をえぐられるようで見ていて辛い」という意見が多いです。
ルーマニア映画が国際的に有名になるのはいいけど、なんでまた共産党時代の自虐ネタで有名にならなきゃいけないんだ・・・というのが国内での評価なのかもしれません。
いろいろ考えさせられました。機会があったら観てください。]]>
ブカレストの動物市
http://heedoo.exblog.jp/7692013/
2007-11-11T05:23:18+09:00
2007-11-11T05:23:18+09:00
2007-11-11T05:23:18+09:00
heedoosama
ルーマニア全般
ちょっと前の話ですが、ブカレストの動物市に行ってきました。動物市。そんなノスタルジックな響きの市場が、なんと首都ブカレストで毎週日曜日の朝、開かれているのです。
場所は、Parcul Plumbuitaという公園で、Colentina通りに面しています。(オボールからピアッツァエウロパに行く途中に左側にマクドナルドがありますが、そのマクドナルドのすぐ手前の公園)
もし「ドナドナ」な子牛に悲しい瞳で見つめられたらどうしようとか、馬に蹴られたらどうしようと思ったのですが、牛や馬はいませんでした。
メインはハト、インコ、ニワトリ、アヒルなどの鳥類。
「市場」というだけあって、それぞれ動物の入ったかごがを持ち寄って直接売っています。
ニワトリ。コケコケ言ってました。 アヒルのヒヨコがぎゅうぎゅう詰めになった箱。凶悪にかわいい。が、これを1箱買ったら1ヵ月後にはえらいことになるだろう、と思いとどまる。
下は、極彩色の鳥がてんこ盛りの図。インコマニアの旦那を抑えるのに苦労しました。 会場の隅には犬猫コーナーもありまして、こんなかんじでした↓
車のトランクに犬や猫を乗せて「販売」してました。ペルシャ猫とかドーベルマン、ハスキーなど高そうな犬ばかりで、雑種はいなかったです。 私自身は賃貸住まいなのでペットは飼えないし、100%冷やかしで見ていたんですが、ルーマニアの犬猫マニアの間では「血統書付きの犬猫が欲しければブカレストの動物市に行け」というのは定説だそうですよ。羊やブタはいないけど、ハスキー犬はいるブカレストの動物市。その横でニワトリがわしわし歩いているし。洗練されてそうだけど洗練されてない不思議な動物市でした。
ニワトリを売っていた、洗練されてないけどフォトジェニックなおやじたち。]]>
ダニ
http://heedoo.exblog.jp/7689570/
2007-11-10T17:03:00+09:00
2007-11-10T17:17:30+09:00
2007-11-10T17:03:03+09:00
heedoosama
ルーマニア全般
ルーマニアに住んでいるとダニにくわれます。
いくら自宅をきれいに保ってもダメ。電車の中で、タクシーの中で、どこからともなく服の下にひそんでプチっと噛んできます。どういう種類のダニかは知らないけれど、これがモーレツにかゆいのです。
私の周辺の在ルーマニア日本人では、20代で約7割程度、30代で4割程度はかゆくなった経験があるようです。特に若くてお肌がピチピチしている人ほど噛まれやすいみたいです。しかも、ほうっておくと全身に赤いポツポツがひろがって、痒みで夜も眠れないほど。
ところが、なぜかルーマニア人はぜんぜん感染している人を見た事ないんですよ。ルーマニア人は免疫があるの??うちの旦那も、私が痒い痒いと苦しんでいる横で、ぜんぜん噛まれた跡もなく・・・キーッ!うらやましい!あたしの玉のお肌はアンタのより繊細なのよ~!!と叫んでみてもむなしい・・・。
刺され跡の画像はこちらのルーマニア在住日本人の方のブログでご覧になれます。
で、このたび、ワタクシ、この「ルーマニアダニ(勝手に命名)」に効く塗り薬を発見しました。日本から数あまたの対ダニ製品を取り寄せてもいまいち効果がなかったのですが、この薬はよく効く上に、安い。なんと1本2RON程度。約100円です。
ルーマニアのそこらへんの田舎の薬局でも手に入ります。商品名はUNGUENT CU SULF。直訳すると「硫黄軟膏」です。
もともとは日本から取り寄せた「ムトーハップ」という入浴剤がダニさされに効くと聞いて使っていたんですが、しばらく使っていないとまた痒みが復活して、悩んでいたんです。でもムトーハップの主成分は硫黄だから、硫黄を使ったクリームがあればいいんじゃないかと思って、ルーマニアの薬局で聞いてみたんです。そしたら、ありました。上記の硫黄軟膏が。
硫黄ですから、塗った後は自分自身が温泉卵のようなにおいを発します。「温泉卵人間」です。私は1日1回、2-3日続けて塗ったら痒みがおさまりました。しばらくして痒みが復活することもありません。主成分が硫黄なので、乳幼児にも使えるお肌に優しいクリームのようです。
ルーマニアで痒みに悩まされている方、お試しください。あ、でも私は医者じゃないので気になる方は、まずお医者さんにご相談ください。]]>
ルーマニア語の辞書
http://heedoo.exblog.jp/7688086/
2007-11-10T03:50:00+09:00
2007-11-10T03:52:39+09:00
2007-11-10T03:50:03+09:00
heedoosama
ことば・おしごと
て。
「ルーマニア語を勉強したいのですがいい辞書はありますか」と聞かれることが時々あります。というわけで、私の使っている辞書を紹介したいと思います。
1.WEB辞書
◎英ル、ル英
こちらの辞書は初心者にはお勧めです。大体基本的な単語はあります。ルーマニア人と知り合いになったので、ちょっとルーマニア語の単語を喋ってみたいなんて人にはこれでぜんぜんOKです。タダだし。
◎日ル、ル日辞書
手前味噌ですが、一部の単語の登録に私もかかわっております。英語の辞書を使うのがめんどくさい、日本語でひきたいという方はこちらをご利用ください。単語数は少ないです。
2.紙の辞書
◎ル英辞書
Leon Levitchi, Dictionar roman - englez, Editura Gramar, ISBN 973-591-314-3
ルーマニアの書店で辞書を探すと圧倒的にTEORAという出版社のものが多く見つかりますが、私はTEORAを使ってダメでした。こちらのLevitchi編纂のものがずっと良いです。熟語の数が圧倒的に違います。本気でルーマニア語を勉強したい方はぜひ探してみてください。ぜんぜんポケットに入るサイズではありません。むしろ筋トレができるサイズです。
◎ル/ル辞書
Academia Romana, Institutul de lingvistica Iorgu Iordan, DEX-Dictionarul explicativ al limbii romane, Univers Enciclopedic
ルーマニア語版広辞苑。上級者になると必ず使わざるを得ません。写真の辞書ですが、人が殺せそうなぐらいでかくて重いです。しかし、ひるむことなかれ。なんと今はWEB版が無料で使用できるのです。ウヒョー。ちょーべんり。http://dexonline.ro/
以上、最低これだけは、と思われる辞書を紹介しました。
あと、上記のDEXはフランス語の語源を書いていたりするので、仏日辞典があるととても便利です。英語の辞書に載っていない単語でも、てきとうにアタリをつけて仏日辞書で元のルーマニア語と似たような単語引くと載っていたりするし。
これ以外に、経済とか技術とか医療とかの分野別辞書もあるともちろんいいんですが、DEXがあればかなりの用は足せます。あと、DEXがあれば漬物石にもなります。一家に一冊。]]>
ルーマニアのフシギ
http://heedoo.exblog.jp/7662534/
2007-11-04T04:19:54+09:00
2007-11-04T04:18:58+09:00
2007-11-04T04:18:58+09:00
heedoosama
ルーマニア全般
日本にいなかったら体験できなかったこと、知らなかったこと。
もう7年も住んでいるけど、ずっと不思議でわからないこともあります。
そのうちのひとつ・・・
なんでルーマニアのニワトリは、足元がにしきのあきら風なんですか?
寒いのか?
上から見ても、にしきのあきら。
パンタロンのすそを気にするにしきのあきら。
もはやニワトリなのかにしきのあきらなのか、判然としないニワトリ。(すごくでかいです。こわい)]]>
ブカレスト・モーターショーで美女を観賞する
http://heedoo.exblog.jp/7646389/
2007-10-31T04:10:00+09:00
2007-10-31T04:14:24+09:00
2007-10-31T04:10:11+09:00
heedoosama
嗚呼、愛すべきルーマニア人
ここのところほんっとに更新期間が開いていてすみません。ほんとにごめんなさい。
そのお詫びに・・・先日、ブカレスト・モーターショーに行った時の写真を一挙掲載します。
許してもらえますか・・・?
・・・許してもらえたかしら。
ご覧のようにコンパニオンはルーマニア美女てんこもりなのですが、必ずしも皆さんニコニコ営業スマイルをうかべているわけではありません。つまんなさそーーにダラーっと車によりかかっているだけのお姉さんもいて、さすが人に媚びないルーマニア女性、と感心しました。
皆さん、足の長さがフツーじゃなくて、うらやましかったです。
世界各国の自動車メーカーが参加していたんですが、なぜかスバルとか起亜自動車とかまだルーマニアではメジャーでない(すみません)メーカーさんのブースのほうが、美女率高かったです。がんばってますね。
そんな中、わが国のトヨタ自動車は美女路線ではなく、このようにマイペース路線で攻めておられました。
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ルーマニア映画 上映情報
http://heedoo.exblog.jp/7603108/
2007-10-21T01:44:00+09:00
2007-10-21T05:13:24+09:00
2007-10-21T01:44:59+09:00
heedoosama
ルーマニアで芸術
すみません、またまた更新の間隔が空いてしまって・・・。
でも元気です。コメントくださった皆様、すみませんでした。ダメでグズな私です。でもコメント見て反省してます・・・。
東京国際映画祭が開始したようですが、今年はルーマニア映画も上映されます!
カンヌ映画祭で「ある視点」賞を受賞した、クリスティアン・ネメスク監督の「カリフォルニア・ドリーミン」です。
上映スケジュールはこちら↓
http://www.tiff-jp.net/ja/lineup/works.php?id=153
ルーマニアで既に観ましたが、面白かったです。特に主人公が「あー、こういうロムンカ(ルーマニア人女性)いるいる」っていうかんじで(笑)。あと、私、仕事上で地方自治体の関係者に会うことも多いんですが、映画に出てくる町長さんが、「めっちゃ典型的な地方の町長」ってかんじでヒーヒーいいながら笑い転げてしまいました。ネメスク監督、あんたはルーマニア人なのに、なんでこんなに「ルーマニア人観察」が上手いんだ!天才。
お勧め映画です。
ネタバレになるので、内容は詳しく書きませんが、あの荒野のエッフェル塔はルーマニアの田舎に実在します(笑)。あれは実際に田舎のキッチュなカネモチが作ったんすよ。田舎の人のずるさ、みっともなさ、純粋さ、必死さ、単純さ、凶暴さなどがぐっと詰まった映画です。「ルーマニア人が撮った、ルーマニアの国民性をおちょくる映画」ってかんじです。でもルーマニアへの愛情が感じられます。「俺の祖国ってこんなにダメダメだよ。笑えるでしょ?笑っていいんだよ。笑われたって大丈夫。俺らはこのままゆるーくがんばるよ」っていう監督の心の声が聞こえるようです。
前にも書きましたが、この映画の完成前にネメスク監督はブカレストでタクシーに乗っていて、ポルシェに追突されて亡くなりました。合掌。
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しばらくお休みします
http://heedoo.exblog.jp/6962117/
2007-06-10T17:18:36+09:00
2007-06-10T17:18:36+09:00
2007-06-10T17:18:36+09:00
heedoosama
日々
忙しくて、やらなきゃいけない仕事がある時に限ってブログ更新したくなっちゃったりするので、強制的に自分にブログ休止を義務付けます。
6月末か7月あたまぐらいにお会いしましょう。
ではまた。]]>
カンヌで賞獲得のムンジウ監督に盗作疑惑?
http://heedoo.exblog.jp/6934102/
2007-06-03T16:59:00+09:00
2007-06-03T23:22:58+09:00
2007-06-03T16:59:29+09:00
heedoosama
ルーマニアで芸術
Dan Mihu(ダン・ミフ)というルーマニア人監督が「俺も共産党時代の非合法堕胎の話、撮ってるし!ムンジウは俺がその作品を出品したコンペの審査員を務めてるし!盗作された~」と言っています。私はミフ監督のもムンジウ監督のも、作品を観ていないので何ともいえませんが、ミフ監督のはどっちかというと宗教と神をからめたテーマのようで、「共産党」「堕胎」といったキーワードが共通しているものの、アプローチは違うのかなという気もしています。まあ観てないと何とも言えんです。
これに関して、ムンジウ監督は、以下のようにコメントしています。
「共産党時代の堕胎禁止に関しては、多くの監督がヒントを得るだろう。しかし、問題はそれをどうやって具現化するかということだ。共産党主義時代をテーマにした映画はたくさん撮られているが、それは監督同士がお互いの真似をしたということではない」
で、盗作疑惑に辟易したのか、次回作はもう共産党時代をテーマにした映画はやめた!とのことです。
あれ・・・私も以前書きましたが、「共産党シリーズ」を撮り続けるんじゃなかったの・・・?
旧東欧の「共産党もの」とかユーゴの「内戦もの」といったジャンルは、正直いってカンヌやらベルリン映画祭ではウケやすいものなんで、あえてウケやすいテーマを脱却して勝負するというのは、正しい姿勢ともいえますね。「カンヌでパルムドール獲得・・・めでたいけど何故いまさら共産党時代の話を?」という見方も国内にはあるし。
あと、こぼれ話。
"4 luni, 3 saptamani si 2 zile"の中で、ホテルの一部屋が舞台になるんですが(参考写真:Mishuさんのブログ)、どこで撮影したのかと思ったら、ブカレストのホテル・アストリア(Astoria) ですって!すっげー納得!!
このホテル、私の中で「ブカレストで泊まってはいけないホテル」第1位なんですよ。どうしても泊まりたいという方には「共産党ちっくなサービスを体験したい方にはお勧め」と言っているホテルでして。料金は安いのですが、外壁が汚い、フロントはおそろしく暗い、フロントの人は全員更年期障害かっていうぐらいイライラしている、部屋は古くてみずぼらしい、じゅうたんがなぜか濡れている、レストランはぼる、レストランのメニューに載っているほとんどの料理は品切れ中、レストランで注文してから料理が出るまでに果てし無く時間がかかる・・・とルーマニアのダメなサービス業のなかのダメエッセンスを凝縮したようなホテルなんですよ。ムンジウ監督、このホテルで共産党時代の1シーンを撮るとは、すばらしいご慧眼。つーか、このホテル、珍しく未だに国営ホテルなんですよね・・・。ブラヴォー。ここまでくると「負の遺産」として世界遺産に登録したほうがいいような気がしてきました。ああ、ホテル・アストリアよ、永遠に。]]>
フレンチ、沖縄、ルーマニア
http://heedoo.exblog.jp/6924920/
2007-06-01T02:54:00+09:00
2007-06-01T05:47:44+09:00
2007-06-01T02:54:38+09:00
heedoosama
ルーマニアで食事
この友人は、お店のオーナーであり、シェフであり、元ルーマニア在住です。日本大使の公邸料理人をされていました。あれっすよ、大使の毎日のお惣菜を作りつつ、要人が来たら本格的フレンチを供するという超オールマイティーな能力が問われるお仕事です。
同じルーマニア在住の縁で、シェフとは良いアホ飲み仲間 お友達として、お付き合いをさせていただきました。たまに、超絶美味いお料理もごちそうになりました。忘れられないのはテリーヌ。正直言って、私、テリーヌって日本のデパ地下で売っているのしか食べたことなかったんですよ。なんかあの、肉とか野菜とかいろいろ煮て固めた四角くて高いアレでしょ?ぐらいの認識で、別に美味いものという印象は無かったんですが、その彼が作ったテリーヌを食ったときには、おったまげました。あっさりして、かつコクがあって、しっとりしてて、うまいんすよ!レバーがふんだんに入っているんですが、嘘じゃないかっていうぐらい臭みがなくて、レバーのコクだけきれいに取り出したかんじ。
その彼が、日本に帰国して、さっそくレストランを開きました。restautant DOLCHというお店です。
お店のホームページはこちら。
そんで、沖縄野菜やシェフが今まで行った土地の食材などを取り入れたフレンチを提供しているそう。で、ホームページのメニュー見たら、「島らっきょとトリッパ・ペンネ」がありました。トリッパといえば、牛の胃袋です。牛の胃袋といえば・・・ブルタじゃないですか!ブルタ(牛の胃袋)はルーマニア人がチョルバ(スープ)にして飲む、いわば国民食。それをフレンチに取り入れるとは・・・さすが元ルーマニア在住。うれしいねぇ。
さらに、シェフいわく、「ルーマニア産のツィカ(蒸留酒)もあるよ」とのこと。おぉー。フレンチなのに、何気にルーマニア。ぜひ、京都在住の人もそうでない人も、このレストランに行ってみてください。ルーマニアワインも豊富にあるそうですよ。
私とシェフの共通の友人も、このレストランDOLCHに行ったので、その時の写真を掲載します。写真提供してくれた友達、ありがとう!
友人いわく「うにのパスタが美味かったよ~」とのことです。私はこのレストランDOLCHには行っていないのですが、日本でシェフが一時他のレストランに勤めていた時に、そこでサーモンのパスタをいただきました。マジウマ。
DOLCHのオーナーシェフですが、なんと私と同い年です。同い年で店持つって尊敬します。そして、同じ年代の私の友人知人の中で、最も紳士的な人物です。でも、おちゃめな人ですが(笑)
きっとレストランもきちんとした雰囲気でありながら、あったかくてくつろげる場所になっていると思います。]]>
ルーマニアで焼肉(2)
http://heedoo.exblog.jp/6921114/
2007-05-31T05:04:00+09:00
2007-05-31T05:09:01+09:00
2007-05-31T05:04:55+09:00
heedoosama
ルーマニアで食事
・・・っていうか前々回の記事書いたの、いつよ。
軽く約4ヶ月前です。すみませんすみません。
これだけ引っ張っておきながら、たいしたオチはありません。よくバラエティー番組なんかで「驚きの真相はCMのあと!」と言って、オチを引っ張りますが、まあそれと同じ手法です。4ヶ月はやりすぎましたが。許してください。
さて、焼肉に使う肉、アントリコット(カルビ???)を買いに行ったワタクシです。近所のスーパーで塊肉を買います。焼肉なら薄切り肉を買いたいところですが、ルーマニアでは薄切り肉なんてもの、売っていません。
で、家に帰って、まず肉を薄く切る作業です。
その前に、肉を軽く凍らせます。なぜかというと、生のままの塊肉は薄くスライスしようと思っても、フニャフニャで、ややもすると厚切り肉になりがち。かつお節のように硬くないと、薄く削ぐことができないんですね。
わくわくしながら冷凍庫の前で待ちます。あやとりとかしながら待つと良いとおもいます。
できました、半分凍った塊肉。
どうです、奥様。ところどころに白いものが見えるでしょう。霜降りです!
・・・てなわきゃねぇ。
ルーマニアには霜降り肉はございません。白いものは氷です。見事な赤身。えーと、私の知っているカルビって確か、脂肪分がけっこう入っていたような。この肉、赤いですよ、赤い。真っ赤。俺のハートを流れる熱い血のように赤いです。どうしたんだ私。
まあ、細かいことは気にしません(ラテンの国だし)。とりあえず薄く切ってみましょう。肉は凍っているので、まずは日本の包丁研ぎ機で包丁を叱咤激励します。
いいかんじに切れます。
で、焼きます。なんと我が家にはむかーし日本人駐在員の方から帰国にあたって、譲っていただいた、ホットプレートがあります。すんばらすぃ!!
じゅうじゅう~。
ルーマニア在住日本人の方にいただいた焼肉のタレもあるし(日本人の皆さん、いろいろ恵んでくれて有難うございます)、サンチュはないけどサニーレタスでごまかせるし、わかめスープもあるし、気分的にかなり、日本の焼肉屋。わーい、わーい、「お母さん今夜の晩ごはん焼肉?」と知らない日本のガキがどこからか飛び出してきそうなぐらい、焼肉っぽいです。雰囲気は。
・・・で、肝心のお味はといいますと・・・結論から言いましょう。
アントリコット=カルビ、ではない(涙)
赤身です。赤身。でも美味しかったです。思ったより固くないです(ほめてないし)。昨年日本に行って、焼肉屋に行ったうちの旦那(ルーマニア人)も、いい具合に記憶が薄れていて「日本のヤキニクみたいネ」と喜んでいたし。まあでもカルビではないです。もっとあれだ、草原で草いっぱい食ってるたくましい牛の味だ。
で、後日気づいたんです。下味つけて焼けばもっと柔らかくなるんじゃないの、って。で、後日、同じ肉を玉ねぎとリンゴのすりおろしに漬け込んでから焼きましたが、心なしか肉が柔らかく、カルビに0.5歩ぐらい近づきました。おためしあれ。
在ブカレストのみなさま、美味い牛肉食うならあそこですね、あのスイス料理屋ですね。じゅーじゅー。 ]]>
ルーマニアの監督がパルムドール!!
http://heedoo.exblog.jp/6909173/
2007-05-28T07:58:00+09:00
2007-05-30T04:41:31+09:00
2007-05-28T07:58:08+09:00
heedoosama
ルーマニアで芸術
今日は、何故久しぶりに投稿したかというと、すごくすごくうれしいニュースがあるからです。
ルーマニアの監督が、カンヌ映画祭でパルムドールを獲得しました。やっと、やっと、ルーマニア映画もこれで国際的に注目されるんでしょうか。
今回受賞した監督の名前はクリスティアン・ムンジウです。日本のメディアでは「ムンギウ」と表記されているようですが、誤りです。
作品名は"4 luni, 3 saptamani si 2 zile"、日本語に訳すと「4ヶ月、3週間と2日」です。堕胎が禁止されていた共産党時代に、望まない子供を妊娠してしまったある女性が、大学の寮のルームメイトと一緒に非合法に堕胎を行う医師に会いに行くというストーリーだそうです。一部シーンがこちらで見れます。
ルーマニアではトランシルヴァニア国際映画祭で封切りされる予定。いや~~、楽しみです!!日本では配給されるのでしょうか。字幕翻訳、やらせてもらえないかな・・・。
ちなみに、この映画は監督自身の計画では、「黄金時代の思い出」と名づけられたシリーズものの一部になるそうです。このシリーズでは、共産党時代とは何だったのかを、共産主義そのもののイデオロギーには触れずに、個人の体験を通して語るものだそうです。
現地紙より、受賞にあたっての監督のコメントを転載します。
「今から1年前、私はこの映画を撮ることすら考えていませんでした。今から6ヶ月前は、資金がありませんでした。その後、どの部門でもいいからとにかくカンヌに出品できたらいいなと考えるようになりました。ここ、カンヌに来ることが夢でした。この度のパルムドール受賞は、低予算で映画を撮ろうとする全ての人にとって、希望となるでしょう。パルムドールを受賞するには大金を投じたり、有名人を起用することは必要ないという希望です」
今回、ルーマニアの別の監督である、クリスティアン・ネメスク氏の「カリフォルニア・ドリーミング」も「ある視点」賞を受賞したようです。しかし、ネメスク監督は2006年8月に、ブカレストで起こった交通事故で亡くなっています(ロガンのタクシーに乗っていて、エロイロールの橋のところでポルシェに追突された)。ここに哀悼の意を表します。
参考記事→Mishuさんブログ、マリチカさんブログ]]>
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