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マンションにおけるご近所とのコミュニケーションツール

連日寒いわけなんですが。冬ですね。

俳句の冬の季語といえば、何でしょう。
答えは「カロリフェル」。ルーマニア好きならこれ常識です。センター試験には出ません。

ではカロリフェルとは、何でしょうか。

これです。
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暖房器具です。中にお湯が通ってます。
すみません、実は去年もカロリフェルをネタに記事を書きました。写真も去年のを使い回しです。リサイクルです。エコです。ロハスです。

去年の記事でもこのカロリフェルがあったかくなる仕組みについて書いたんですが、今年はそれをよりわかりやすくするため、図に描きました。褒めろ。
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中学1年生の書いた社会科のノートではありません。念のため。

大体の概念としては合ってると思うのですが、電力関係の方、間違っていたらすみません。間違いがあったらご指摘ください。(火力発電所から集合住宅にお湯が行く過程で、お湯の温度などを計測するステーションがあるんですが、それは省きました)
要は、発電所の副産物であるお湯を利用して町全体をあっためちゃおう!という寒い国には非常にナイスなシステムなわけです。カロリフェルのおかげで、冬でも24時間、部屋の中はぽっかぽかですよ。

さて、この素晴らしきカロリフェル、部屋を暖める以外にも素敵な使い道があります。それは何でしょう。センター試験にはでません(しつこい)。

それは・・・上下階の住人の騒音に苦情を言うという用途です。
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写真のように、カロリフェルからはパイプが出ていて、このパイプが各家にお湯を循環させています。このパイプは我が家と上下のお宅をつなげています。
もし、上のお宅か下のお宅で騒音が発生して苦情が言いたくなったら、このパイプをフォークなどでガンガンたたけば、上下のお宅でぐわぁぁ~~~んごわぁぁ~~んとパイプが反響します。この反響音こそすなわち、「ちったぁ静かにしろやボケェ!!」というメッセージなのですね。上のお宅の息子さん、夜中にうるさい音楽かけて迷惑ねぇ~、ちょっと注意しに行きたいけど最近の若い人はキレると何するかわかんないっていうし、直接言うのもためらわれるわ~・・・というあなたは、このパイプ叩き攻撃で上の息子さんに十分に抗議することができるのです。世知辛い現代に欠かせない、ご近所コミュニケーションツールです。

しかしこの便利ツールにも唯一の欠点があります。
かくいう我が家は割と静かに生活しているのですが、時々、下の4階のお宅からパイプをがんがんたたかれます。というのも、我が家がうるさいのではなくて、その更に下の3階のお宅がうるさいのです。4階の方は、3階に抗議するつもりで4階のパイプをガン叩きすると、5階の我が家でもパイプがぐわんぐわん言ってしまうというしくみ。上下階に響くんですね。
おかげで、自宅でゆっくり本を読んでいるだけなのに突如パイプがガンガン鳴ってびびることが多いのです。「ア、アテクシ静かにしていましてよ!」と誰に言うまでも無く弁解してみたり。

かく言う我が家は他の家に対してパイプ叩きで抗議するかというと・・・してません。すんません、小心なんです。上の階から毎週土曜日の朝7時に強烈なドリル音が響いてくるんですが、パイプ叩く勇気がありません。
ブカレストのおばあちゃん(生物学上、大阪のオバチャンより強いです)ぐらいたくましくなって、パイプめっさ連打する勇気があれば。
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by heedoosama | 2007-11-13 06:23 | ルーマニア全般  

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