ネアムツ修道院でおしゃべり修道士に出会った(←ウルルンのナレーション風に読むこと)

この間書いた旅の話の続きを書きます。間が開いてしまって、すみませぬ。

ルーマニアの北部、トゥルグネアムツという町の近くにある、ネアムツ
修道院という所に行ってきました。
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男性的な建築で、私は好きです。漢と書いて、「おとこ」と読む、みたいな。
ますらおぶりみたいなー。どんなだ。

で、修道院には女の尼さんばっかりがいる修道院と、男の修道僧ばっかりの
ところがあるのですが、ここは男らしい建築様式の見た目の通り、男ばかり。
これが何故か修道士ってハンサムが多い。もったいねー。

b0040048_6124566.jpg修道院内をぶらぶらしていたら、こちらの修道士の方が案内を申し出てくれました。こちらの方はそれほどハンサムじゃないですね(←すげえ失礼)。いや、キラキラした瞳がステキです。


この人、これが、すっげーーーおしゃべりで、修道院の歴史やら修道士の生活やら
次から次へと解説してくれました。マシンガントークで。「うわっ。何それー!
新型のデジカメ!いやーん、すごいすごい。見せてー。うひょー!かっこいいねえ。
ねえ、写真撮ってみていい?いかすー!」と、カメラのさくらや横浜西口店で安売
りしてた私のデジカメに感動してくださったので、上の写真を撮ってみました。
しかしシャッター押すあいだも「うひゃー」とかって喋りやまないので、口開けた
写真になっているのは、ご覧の通り。
修道士っていうのは、俗名(もともとの名前)と、修道院の長老から授かる修道士
としての名前を持っているそうです。で、この方の名前は「◎△★(←忘れた)」だ
そうですが、ギリシャ語で「黄金の口」って言う意味だそうです。そりゃー、きっとよく
喋るからそんな名前を授かったんでしょうなあ・・・。

修道士の生活っていうのも、なかなか興味があるので、質問してみました。
「修道士になる条件?うん、修道院に入るときに、3つの誓いを立てるん
だよ。1、長老には絶対服従すること、2、進んで貧しい生活をおくること、
3、一生童貞でいること、の3つだよ。それ以外に、修道院に入ってから
最初の5年間は両親に会えなかったりね」だそうです。
「へー、いろいろと大変なんですね。親御さんに会えないのはつらいですね」
と言ったら「そう・・・家族に会うと、情が沸いて、心に悪魔が入り込む隙が
できるからさ・・・。でも僕は毎年家族に会いに行ってたけどね。アハ★」
どっちやねん。

で、特別にこの方が案内してくれた場所があります。
ここの修道院、日本語で何と言うか知りませんが「骨を保管する場所」
があるのです。骨、と言ってもとんこつスープをとったあとの出しがらとか
じゃありません。人間の骨です。
それは、修道院の横、墓場の中に立っている建物で、地下室に入っていくと
ずらーーーーっと人間の頭蓋骨が並べてあるのです。右を見ても、
左を見ても、しゃれこうべがすらっと。100個はかるーくありそうです。
18世紀ごろからの、修道院で亡くなっていった修道士たちの頭蓋骨
ばかりが並んでいるのです。墓に一旦埋めて(土葬)、数年たったら
掘り出してしゃれこうべをその部屋にとっておくそうです。
ていうか、めちゃこわいんですけど。
写真は撮れませんでした。心霊写真が撮れること間違いなし★っていう空気
だったんで。

先ほどの修道士曰く、「この部屋には伝説があってね、イースターの
夜にこの部屋で『キリストは甦られた』って唱えると、ここの頭蓋骨
たちが『まことに甦られた』って応えてくれるというんだよ・・・」
ま、まじですか?
「僕がイースターの夜に試したときは、なーんも応えてくれなかった
けどね。アハ★」
え、えーっと。

b0040048_6304523.jpgおまけ。修道士を祈りの時間に呼ぶ鐘。
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by heedoosama | 2005-09-25 06:35 | ルーマニアで旅行  

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