ブカレストで一番の・・・

夏!夏が来ました!暑いです。ブカレストの夏は気温が40度にまで上がります。
夏といえばビールとミティテイがルーマニアの定番。というわけで、食べてき
ました、ミティテイ。

ミティテイというのはルーマニアの国民食で、豚挽肉と牛挽肉(時には羊肉も)
にスパイス類を混ぜて、こねこねして、棒状にまとめたものを炭火で焼いたもの。
「野外で焼く棒状ハンバーグ。中は生焼け」と思っていただければ結構かと。
冒頭に書いたように、ビールといえばミティテイというのが夏のお約束。日本人は
「ビールに枝豆」というように、植物性たんぱく質の摂取に努めますが、ここ
ルーマニアでは肉!夏ばてしてても肉あるのみ!ってなもんです。

ミティテイには、皆が一家言持つこの国において、私は複数のルーマニア人
からある証言を得ました。それは・・・
「ブカレストで一番美味いミティテイを食べさせる店がある」

そりゃ聞き捨てならん、という訳で行ってみたのがバニャサ空港の近くに
あるレストラン、La Cocosatu'です。店名は「せむしの店」という意味です。
ミティテイを焼いている人がせむしなんだそうな。
この店のミティテイが美味しいのは、ただ単に肉がいいだけではなく、隠し味
があるのだとか。それは、牛の骨髄。長時間牛の骨を煮込んで、中から
トロトロになった骨髄を取り出す。それを、肉に混ぜ込むのだそうです。
牛の骨髄とは狂牛病が怖いところですが・・・うーむっ、なんかいかにも旨そう
です。

店の前には、どでかいバナーで「ブカレストで一番美味しいミティテイあります」
と書いてあるではないですか。いやがおうにも高まる期待感。

しかし、私たちが到着した時間は、午後4時という「昼飯時でもなく、夕飯時でも
ない」という中途半端な時間帯だというのに、店内も、外のテラス席も満席。
すごい人気です。これは、相当美味しいものが食べれるに違いない!

なんとか空いている席を見つけ、着席しましたが、そこは日差しがモロにあたる席。
午後4時とはいえ、太陽は真上からガンガン照り付けてきます。
あ、暑い・・・ていうか、もはや「熱い」。
暑さに耐えながら待っていたら、でてきましたミティテイ様が。
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で、お味のほうはというと・・・実は、ミティテイが運ばれてきた時点で、すでに
暑さによりギブアップ状態だった私。「そうめん・・・そうめんが食べたい。
流しそうめんはドコ・・・?!」ってな状態でしたので、とても肉の塊を咀嚼する
気力は残されていませんでした。いや、美味しかったんですけど、なにせ
「暑い」という文字が脳内99%を占めていて、それどころじゃなかったのです。
相方はというと、これはルーマニア人なので人生で今まで数百個のミティティを
食べてきたと思われ、意見を伺うと、「美味しいね。でも・・・この席・・・暑い・・・」
とのことでした。

えー、てなわけで、「日が暮れてから行けば、おそらく美味しい」と思われる
ミティティでした。すいません、こんなグルメレポートで。
ただし夜に行かれる場合、混むので予約が必要かと。昼の場合は、日陰の
席を予約することを強くお勧めします。
b0040048_3424528.jpgLa Cocosatu'
Tel.021-232-8796
Str.Neagoe Voda nr.52A, Bucuresti
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by heedoosama | 2005-06-29 03:45 | ルーマニアで食事  

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