クラヨーバ美術館

で、クラヨーバに行ったわけですが、今回のお目当てはクラヨーバにある美術館
でした。ここの美術館、世界的に有名な彫刻家ブルンクーシの作品、「接吻」を
所蔵しているのですよ。ブルンクーシは日本ではブランクーシと言うのが通例に
なっているようですが・・・。イサム・ノグチも彼の弟子だったそうな。

この「キス」という作品ですが、こちらのサイトで写真が見れます。
写真で見ると、まあ大した事は無いのですが、実物はちょっとした小宇宙を中に
抱えた不思議な物体、というかんじでした。素直に言って、感動しました。
ここの美術館、テオドール・アマン、ニコラエ・グリゴレスク(10万レイ札に書かれ
ている画家)といったルーマニアを代表する画家の作品も多く展示してあり、ルーマ
ニア美術も小品が多いながら、やるのう、というかんじです。

ご覧のように、建物もなかなか美しいです。20世紀初頭、ルーマニアには多くのフランス
の建築家が呼ばれ、パリ貴族風の建物が建築されましたが、これもそのひとつ。
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内部の展示室も、あきらかに以前はダンスホールだったような豪華な部屋もありました。
圧巻は、正面玄関入ってすぐ、の階段ホール。「おーっほっほ、私を女王様とお呼び」
と言いながらマリーアントワネットが降りてきそうな、いわゆるお姫様階段が!
ビロードの絨毯、彫刻入りの手すり、シャンデリア、大理石の柱・・・「こんなところを
ドレスの裾をひるがえして降りてこれたら楽しかろう」と妄想していたら、なんとそこで
ウェデシングドレス姿の花嫁さんの記念撮影がほんとに始まってしまいました。
なんで、美術館で花嫁さんが撮影を・・・(苦笑)

この美術館、建物は美しいし、展示もいいし、入館料は安いし(2万レイ=80円)、
ほぼ言うこと無し!なのですが、問題がひとつ。客は私たち2人だけで、
館員が暇だったのか、盗難対策に人間警報機システムを採用しているのか、
どこに行くにも、後ろに館員が2人ずーーーっとくっついてくるのです。
すばらしい絵画なぞ、ゆっくりその世界に浸りながら眺めたいのですが
背中に視線を感じて集中できないっちゅーの(苦笑)

ま、ちょっと集中して展示を見にくいところですが、かなり見る価値ありの美術館
でした。ブカレストからバスで日帰りで行けたので、暇な人はぜひ。
Art Museum
Calea Unirii, Craiova tel.0251-412-342 毎日営業
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by heedoosama | 2005-06-21 04:13 | ルーマニアで旅行  

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