金は天下のまわりもの2

分割払いについて前回書きましたが、この「分割」「月賦」という支払いシステム、
ルーマニア人の気性にピッタリ合ってると思います。何せルーマニア、まだまだ
所得は低い国だけど、西欧から入ってきた贅沢品は、服でも車でも家電でも
な~んでもっそろってます。目先に欲しいものがいくらでも溢れてます。

「お金が無いけど、欲しい!とりあえず銀行(またはカード会社)から借りて、
支払いのことは後で考えよう」っていうのがルーマニア人気質。
後先の事は深く考えないで、買っちまえ~ってことです。

家電製品を売る店の前には「分割払い可!手続きは簡単!」の文字が
でかでかと書かれ、それがお客を呼び込む重要な要素になっています。
前回も書きましたが、バカンスに行くお金だって分割払いです。

ルーマニア政府発表の資料によると、企業または個人が非政府系金融機関から
貸付を受けた額は、2000年が446億レイで、2004年にはそれが2,540億レイ
になっています。4年間で、約6倍です。それだけローン制度が一般に急速に浸透
しているということですね。

で、そんだけ金を借りれば、焦げ付きもあるんでないの?とシロートの私だって
考えるんですが、やっぱりその通りっぽいです。
中古車販売サイトには、分割払いの支払い途中の車がわんさか売りに
出されています。「1年前に購入。支払い途中ですが、支払い続けてくれる人に
売ります」という車がいっぱい。おそらくローンが支払えなくなって、売りに出され
たのでしょう。へーどーの周りにも「車と家具と家電の月賦を支払い中」って
人がざらにいます。逆に言うと、私の周りの庶民で、現金払いで車(新車)を買っ
た人なんて滅多にいません。
ルーマニアでは給与手取り3万円の人が、ローン組めば150万円の車だって
買えてしまうのですから、なんだか無理のある話ですね。
日本のローンについてはぜんぜん知らないので、単純に比較はできませんが。
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by heedoosama | 2005-06-17 06:29 | 嗚呼、愛すべきルーマニア人  

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