レディーファースト魂はトシをとっても・・・

前回、ルーマニアではレディーファーストだと書きましたが、その後思い出した
エピソードがもう一個。
女性に気を使うのは男性の勤め、と思われていますが、ある日ロマンという町で
ミニバスに乗った時のこと。ミニバス(マイクロバス)の中は満員で、私の
座る席はありませんでした。「ま、いいか。どうせ15分くらいで降りるし」と
狭い通路に立っていることにしました。ミニバスの天井は低くて、アタマがつかえ
ますが、まあいいや。

そうしたら、入り口付近の座席に座っていたおじいちゃんが「お嬢さん、ここに
お座りなさい」と言うではありませんか。年老いても、女性に紳士的。うわお、
感激。でもさすがにピチピチギャル(自称)が老人に席譲ってもらっちゃ悪いの
で「有難うございます。でもいいっす」と固辞したところ、じいさま、「それなら
ワシの膝に座れ!」と鼻息あらく申し出た。
「あ、いやそういう問題では・・・」
「遠慮するでない!」
「私、重いんで。マジでマジで」
「そんなことは無い!ほれ、座るのだ!」

・・・で、座りましたよ、じいさまの膝に。でもこのじいさま、鶴のような痩躯で、
私のビッグヒップで全体重かけたら折れてしまうんではないのではないかと、
心配で心配で・・・。15分間、カーブの間も、ずっと空気椅子状態
じいさまありがとう、でも余計疲れました。私も降りたときには膝がカクカクして
ましたよ。
ああ、人の親切がしみる。
ふくらはぎの筋肉に。
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by heedoosama | 2005-06-11 05:14 | 嗚呼、愛すべきルーマニア人  

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