神様は見た

キリスト教では、日曜日は安息の日と定められ、仕事をせずに神様に
祈りを捧げる日です。ルーマニア正教では、このきまりが生活に浸透して
います。かといって、日曜日に一日中お祈りをしているわけでもないし、
毎週日曜はかかさず教会に行く人は少ないです。
しかし、「安息する」という部分はきちんと守っていて、日曜に洗濯を
しては罪になると考えられています。

うちの彼氏のお母さんも、彼が洗濯物を持っていっても「日曜日は
洗濯しちゃいけないから、月曜日にね」と後回しにされます。

これが結構若い人も信心深く、日本でルーマニア人と結婚した私の友人
のYちゃん(日本人)も、これに悩まされています。せっかくの日曜日、
外は晴れなので洗濯しようとしても「罪になるぞ!」とだんなに禁止されます。
ここは日本なんだからいいじゃん、というのは通じません。

この習慣はクリスマス、イースターといったキリスト教の祝日にも適応されます。
Yちゃんは、クリスマスの日が、ゴミ収集日にたまたまあたっていたので、
ゴミを持っていこうとしたら、だんなに「今日はクリスマス。ゴミ出しをしたり
働いたら、罪になる」と主張されました。しかしそこはYちゃんもかたくなに「だって
日本は平日だし、今日ゴミを出さなかったら、次の収集日まで待たなきゃ
いけないから、やだ」とだんなを無視して、ゴミ袋を担いで外にでました。
ところが・・・。

マンションの階段で転落して、転げ落ち、ズボンの尻が破けるという
ひでー目にあったのです。
それを見ただんな、「ほら、神様は見ている。罰があたったろ?」と得意げだった
そうな(笑)

私の彼氏の母親に、試しににこのエピソードを語ったところ、「日本にいても
神様はちゃんと見ているのよ」と、やっぱり得意げ。
うーん、信心深いルーマニア人に自信をつけさせてしまったようです。
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by heedoosama | 2005-05-08 00:30 | ルーマニアの風習  

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