EU加盟に前進

本日、欧州議会で投票が行われ、ルーマニアのEU加盟が賛成多数で
可決されました。
もちろん、今すぐに加盟できるわけではなく、正式加盟は2007年1月1日
になります。そのうえ、今年11月に欧州委員会が発行する国別報告書の
結果、ルーマニアはEUに加盟するのは時期尚早と判断された場合、
加盟は1年延期されます。

まだまだ問題山積です。特に、EUの基準を満たしていないと欧州委員会に
判断されているのは「司法」「内政」「競争政策」「環境保護」の4部門です。
これらの分野で「改善のための努力不十分」と判断されれば、加盟延期です。
司法と内政の課題は公務員の汚職撲滅です。環境保護に関しては、古い工場
の排気設備改善など、数十億ユーロもの設備投資が必要とも言われ、
いったいどうするつもりなのか、私には検討もつきません。

ともかく、EU加盟にひとつ、前進したことは確かです。
私の周りのルーマニア人の反応はと言うと、「EUにあわせて税金・物価は
あがるけど給与はあがらないので、生活苦しくなるだけ」という
意見が聞かれました。

事実、4月1日より物品税が引き上げられ、タバコやアルコール飲料の値段も
上がりました。2007年には、アルコール飲料は現在の70%あまり値上がりする
との見通しもあります。
今までルーマニアはタバコがとっても安いので、日本や西欧から来た知人たち
には驚かれていましたが、そういうことも2007年にはなくなるのでしょう。
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by heedoosama | 2005-04-14 05:05 | ルーマニアのニュース  

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